うつすメイドインワリオ

遅ればせながらDSiウェアの「うつすメイドインワリオ」をプレイしてみました。画面に映る自分のシルエットを動かすことでプレイするミニゲーム集ですね。

職業柄、この手のゲームのしくみが気になるのですが、完全にカメラを固定した状態(本体を机の上においたりして)でのプレイということで、動き検出とか顔検出、画像間の差分なんかをつかって判定しているのではないかと思います。一応顔のパーツ検出なんかもしてるみたい(目の位置とか)。最初の記念撮影でキャリブレーションをしているっぽいですが、この演出は面白いですなぁ…とか、まぁそんなことはどうでもいいのですが、自分の動きが画面に反映されるまでに若干のタイムラグがあって(画像処理の時間かな?)、その辺の感覚がつかめるまではなかなか難しいですが、慣れてくると何とかなってきます。

って、ただ自分の姿を使ってゲームをプレイする、ってだけなら「EyeToyの亜流か」で済んでしまうのですが…

(ちょっぴりネタバレっぽいので、隠します)


実はプレイ中の自分の姿は影でこっそり録画されており、あとからその「自分のプレイ姿」をネタにした映像が表示されます。これは…正直やられたなーと思いますなぁ。プレイ中は自分の姿は黒い影としか見えない、というのがポイントで、実はその裏で映像としてちゃんと残されていた、と。
むしろこの機能こそがこのゲームの肝な気がします。

それにしても、ゲーム機の前でアホ面しながら奇妙な動きをする自分の姿…何この羞恥プレイ。

ハッ!

まさかこの羞恥プレイこそが新しいゲームなのでは?!



んなこたーない。

ゲーム内容そのものはなんかいろいろチャレンジングな感じですけど、確かにこのネタで一本作るのは厳しいような感じも受けますね。カメラからの動き検出の精度的にもやや甘いですし。そういう意味では、低価格のDSiウェアで試しに出してみた、ってことなのかもしれません。