ドラキュラ伝説 ReBirth

昨日はいろいろ余計なことを書いてしまったので、今日はもう少し冷静になってプレイしてみました。

…やっぱり全体的な雰囲気は、「ぼくがかんがえた悪魔城ドラキュラ」になっちゃってる気がしますね。旧作ネタたっぷり入れとけばとりあえずヲタは喜ぶだろう、的な。同じリメイクものでもX68k版やPSP版「血の輪廻」のような、元ネタを踏襲しつつ全く新しいものを作り出そうとしてる感が薄いというか…ってこのままだと昨日と同じになっちゃうのでやめときましょう。

ただ、ゲーム内容そのものは本当によく出来てると思いました。これこそまさに、私のような回顧ドラキュラ厨が求めていた「正統派2Dアクションのドラキュラ」。難易度は低くはないけど、かといって高すぎもせず、何度もやってれば自然に対応できるように自分が進化していく、という絶妙さは昔ながらという感じで、よく調整されているなぁ、と思いました。気がつくと、手に汗かきつつ夢中になってましたもの。

1つの面のマップはかなり長めで、複数のルートがあったり、隠し部屋があったりするようです。その辺は「血の輪廻」的でもあり、どことなく「月下」以降の探索型に通じるところがあったり。そういうのを探し回るという意味でも奥は深くなっていると思いますが、ただ制限時間もかなりきつめなので、マップの細部までチクチクと探し回ろうと思うと、割とあっさりタイムオーバーになってしまいます。この辺は今までのシリーズに無かった感覚かな。

1000円という値段を考えると十分納得のいく出来だと思いました。