けいおん!放課後ライブ

2010年最大にして最高の神ゲー(※オレ評価)がついに発売されました。

http://k-on.sega.jp/

けいおん!」をモチーフにしたリズムゲーム。とりあえずムギちゃんパートで一通りプレイしてみました。基本的にはアニメ第1期がモチーフになっているので、収録曲も第1期までのもの。OP、EDと劇中歌4曲、あとはキャラソンCDの曲が入っています。


どうしても同じメーカーから出てる似た様なPSPリズムゲームの代表作「初音ミク Project DIVA」と比較されてしまう運命にあると思います。が、曲数的には確かにこちらの方が少ないのでちと物足りないかもしれませんが、一方こちらは各曲5つの楽器ごとのパート譜面があるので、1曲ごとのやりこみ度は高いです。


曲自体のプレイ感覚は?というと、「ミク」が歌(ボーカルパート)に合わせて操作するのに対し「けいおん!」は各楽器のパートに合わせた操作譜面になっているので、こっちの方がとっつきにくく、難易度は高めに感じました。十字キーとボタンの同時押しパターンも「ミク」より複雑で、曲によってはかなり頭が混乱します。ので、ゲーム内容としてもよりマニアックですね。


五線譜をモチーフにした操作譜面になっているので、UI的には若干難有りな気がしました。譜面の右から左への視点移動が厄介で、一番左の音符を見逃してミスることもしばしば。このへんの難点はDSの「大合奏!バンドブラザーズ」とかと同じですね。まぁ、パターンを覚えてしまえば対処できる部分ではありますが。


楽器演奏とゲーム内容が直結しているため、できればキー操作音を入れたくはないのですが、慣れるまではキー音がないとプレイしにくく感じることもある、ってのがジレンマです。また、楽曲のパートごとの音量のバランスがちょっと悪いかなぁと感じることもありました。しかし一方で、難易度の高い曲で難しい譜面の操作に成功したときの気持よさは格別。このへんは「楽器演奏」というモチーフをうまく生かせてるなーと感じますね。


正直、リズムゲームとしての完成度は「ミク」のほうが高いと感じましたが、キャラゲーとしての側面も強いので、ファンなら許容範囲かと思います。演奏シーン以外のイベントパート、ゲーム内で取得できるアイテムや衣装等々はファンならニヤリ、確かな満足。特にゲーム内に出てくるセリフがすべて音声つき、というのはポイント高いです。セリフ回しもアニメの雰囲気そのまんまですし。時計モードでもちゃんとキャラが声で時間を読み上げてくれたりします。


ちびキャラモードはスクリーンショットもとれますよ。



って、ムギ、憂、あずにゃんとか、なんて俺得な展開。