FCB 10th Anniversary Live 「の さんすうあそび」

川崎で行われたFCBのライブに、今回も参加してきました。

今回も、ファミコン戦士たちを熱くさせるようなファミコンネタのオンパレード。のっけからムサ苦しいサンディが登場しての「ドラクエIX」や「ワイワイワールド」でのリサイクル感が抜群の「573メドレイ」(エンディングの記念写真の再現度パネェ)、コント感がさらに増した第2面の「台東メドレイ」に、ほとんど完全再現な「ダウンタウン熱血行進曲」、そして第3面はがらっと変わって大真面目な「ウィザードリィ」に「FFVI」、ラストはやっぱりアンコールで「スペランカー」と、まぁこれだけ聴きごたえのあるライブが無料なんて本当に申し訳ない、といった内容でした。


RPGやシミュレーションをあまりやらない私なので「FFVI」も未プレイなのですが、3面の演奏はぐっとくるものがありました。歌のシーン(この曲はさすがに私も知ってました)では実際の歌手が生声で歌ったりして。メインテーマの旋律がかかるとやっぱり背筋がゾクゾクッとしますね。


FCBのライブは選曲はもとより、アレンジのセンスがいいんですよ。ただの「ゲーム音楽を使った演奏会」ではなく、ちゃんとFC時代の空気感が分かってる人、リアルタイムでファミコン戦士だった人が作ってるんだなぁというのが、聴いてていやというほど伝わってくるんです。小さなネタにまでこだわって作りこまれていて、だからこそ観客も一体になって盛り上がれるし、人気もあるんだろうなぁ、と思います。


ゲームミュージックまみれの、すばらしい秋の一日になりました。