本体編

何はともあれ気になる裸眼立体液晶。個人的にはどちらかというと、これまでにあった裸眼立体液晶はあまりいい印象がなく、とてもゲーム機に使えるシロモノではない、と思っていました。それが今回の3DSでどの程度実用に耐えうるものになったかは、発表時点からかなり興味が…っていうかむしろ心配のほうが強かったんですが…実物は想像以上に鮮明で、はっきりとした立体感がありました。大型ri立体液晶でありがちな、画面端でのボヤけもなく、綺麗に見えます。なるほどこれなら十分実用には耐えますね。


ただ、視野角に関してはやはり結構狭く、液晶を正面に捉えている間はいいんですが、ちょっとゲームにエキサイトして本体を動かしてしまうと、視点がずれてしまって立体感が無くなるだけでなく、ボヤけたり色が暗くなったりしてしまいます。かなり意識して画面を観ていなければならず、本体を固定していない場合は本体を支える腕に自然と力が入ってしまいました。落ち着いてプレイできるスタイルのゲームなら問題ないですが、激しいアクションゲームの場合は若干難あり、という印象。ゲーム内容によって向き不向きがありそうです。


本体は写真で見た時よりコンパクトに感じました。下画面、ボタンの感覚はDSLiteと同じ感じ。アナログパッドはゴム製で、操作感はPSPのそれと同じような感覚ですが、指先へのフィット感はこっちのほうが上かな?という気がします。