E3についてつらつらと

規模が縮小されたとはいえ、やはりビッグな発表があるE3は注目してしまいますね。しかもネットのおかげで、遠くはなれた日本でもリアルタイムにカンファレンスやトレイラーのムービーが見られたり、時代が変わりましたなぁ。というわけで、思ったことをつらつらと。

Xbox360の展望

Xbox360は今年も「Bring It Home」で、お家でE3。去年より回線状況も良く、バックグラウンドダウンロードができるようになった(去年のE3のときはまだ機能がなかった)ので、かなり快適に使えるようになりましたな。今回の発表あわせで公開されたコンテンツも多く、なかなかのやる気を感じさせてくれます。

Ace combat 6 体験版

で、その目玉の「Ace combat 6」体験版をプレイしてみましたが…すげぇなぁ。ものすごくリアルなデモ画面にうっとり。これ、リアルタイムCGですよね?と疑いたくなる出来です。高解像度と16:9画面の効果は抜群で、画面が緻密でものすごく広くなったように感じます。こりゃあ、本編が楽しみ。ちなみにこの体験版って視点変更はないんでしょうか?初代からHUD視点でプレイしてきた身としては、後方視点はどうも慣れなくて…。せっかくだからHUD視点でやりたいなぁ。

(2007/7/14追記:右スティックを押し込むと視点変更できるようです。)

Wiiの展望

Wiiは事前の予想通り、「ヘルスパック(仮)」改め「Wii Fit」。DSの実用系ラインナップと「Wii スポーツ」がすっかり認知されてしまった今となってはそれほどインパクトはないかなー、という印象です。予想の範囲内かと。ここで「ビリー・ブランクス電撃参戦!」とかだったら驚いたのに。いや、むしろそれは「スマブラX」の方に期待か?!(んなこたーない)。新機軸でユーザの取り込みという意味ではアリだと思うのですが、私のようなゲーマー視点で見るとなんか「どこに行くんだ任天堂」という気がしないでもないです。ゲームとしても面白ければいいんですけど、あんまし実用系に振りすぎるのもなぁ…。特にWiiは家族とか人が集まって楽しむことが前提になっているので(たしかにうちでも多人数で遊ぶと圧倒的に楽しいですし)、独り者はターゲットアウトしている気がしてちと寂しいのです。実際、うちのWii稼働率も低いしなぁ…。

その他タイトルの印象

その他は「マリオ」とか「スマブラ」とか「メトロイド」とか。定番、逆に言ってしまえば、変わり映えのしないタイトル群かなぁ、と。でも、こららをあえて前面に推してこない任天堂もその辺は分かっているような気がします。この辺で勝負を賭けるわけではない、と

SCEの展望

SCEは来ました「PSP-2000」。薄く、軽くなっているのは私的にはそれほど気にならないのですが、TV出力できるようになったのは大きいです。常々「家の大画面でもプレイしたいなぁ」と思っていたので、ようやっと実現したという感じです。これで「沙羅曼蛇ポータブル」の「XEXEX」とかTVでプレイできちゃいますよ(って結局レトロゲームか…)。ちょうど今使っているPSPがだいぶくたびれてきてしまったので、いいタイミングで買い替えできそうです。持ってて良かったPSP。ダースヴェイダーの絵の入ったモデル、日本でも出ないかなぁ…。

次世代機の不安

にしても、PS3といいXbox360といい、FPSのリアル戦争モノ大杉、っていうかそればっかりなのが気になりますなぁ。もともとFPS系に興味のなかった私には、もはやどれがなんなのか見分けがつきません。ゲームに触れる時間が長い私ですらこの状況なのに、この流れについていけてる人ってどんだけいるんでしょうか?こういうのはXbox360に任せておけばいいのに、と思ったらPS3までその流れについていっちゃってますからなぁ。これでいいのか?次世代機。

注目のタイトル

そんな中でPS3でグッと来ちゃった「LittleBigPlanet」。昨年発表されたときは「物理演算使ってステージが作れるアクションで…」ときいてもなんかピンとこなかったんですが、このトレイラー(http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=2983)見たらなんとなく納得。ユーザワークでいろんなことができそうですな。遊び場と最低限のルールだけ用意して、あとは自由に遊んでね、って感じでしょうか。ワクワクします。しかも結構サクサク動いて気持ちよさそう。