F-ZERO ファルコン伝説

積んゲー消化キャンペーンということで、通勤の電車の中の時間を使って、今まであまりやってなかったGBソフトを遊んでいます。というわけで先週はファルコン伝説でした。

前作(GBAF-ZERO)は、妙にズルズルと滑りまくる車の挙動がどうにもしっくりこなくて不満だったのですが、今作はそれに比べて初代SFC版に近い感じでいいですね。世界観も同じで、おなじみの顔ぶれがそろってるので、なんか親近感があります。コースレイアウトも心なしか気持ちよくぶっ飛ばせるものが多い気が。

と大筋満足なのですが、ここで言及したいのがストーリーモード。いや、ストーリーモードのゲーム内容自体はさまざまなミッションがあってそこそこ歯ごたえもあり、いいと思うんですよ。ただ肝心のストーリーが…チープというか、ある意味笑えます。いろんなキャラのストーリーが相互に絡み合ってくるという着眼点はいいんですが、絡み合う必然性がなかったり前後の話がつながらなくなってたり。で、どのストーリーも肝心のオチがない、というかテレビマンガの原作がついて回るゆえ、オチがつけられないという宿命ですかね。なんかどの話も週刊ジャンプの10週打ち切り漫画みたいなラストで、萎える…というのを通り過ぎて笑ってしまいました。

ここまできたらもうエンディングではぜひ「任天堂先生の次回作にご期待ください」の字幕だしてくれたらさらにウケたのに、とか思っちゃいました。