まわるメイドインワリオ

任天堂は昔から既存の変わったデバイスをゲームに流用するのがうまかったですが、このゲームのすごいなーと思ったところは、ただ回転センサーを操作系に利用しただけでなく、振動ユニットを内蔵して回転のフィードバックを与えるようにした点だと思います。小気味いい回転の反応とあいまって、爽快感があります。メニュー画面でぐりぐりやってるだけで楽しくてしょうがない。アイデアの勝利ですね。すばらしいです。

前作に比べて初見でやり方の分からないゲームが多いのは、操作系が変わってるせいかしら?もっとも、2,3度やればすぐわかるものばかりなんですけど。でも、激しく回す系のゲームでは当然のことながら肝心の画面も激しく見えにくくなっちゃって、クリアしてるんだかしてないんだか分からなくなっちゃうのもちょっとつらいところ。しょうがないとはいえ、諸刃の剣的。

ちなみに、今作はさすがに電車の中でやるのはちとつらいですね。本体回してる姿が変、というのもありますが、コードがひっからまるのでヘッドフォンが使えない…。このシリーズは音楽のテンポにのせて、アドレナリン出しまくるっていう音ゲー的な側面もあるので、ミュート状態でやるのは味気ないというものです。