発売一週間

というわけで発売して一週間が過ぎ、私は発売と同時に買った3本とその後に買った「大合奏! バンドブラザーズ」と、4本のゲームをプレイしてみました。が…どのゲームも新ハード「2画面」「タッチパネル」を持て余しているなぁ、という印象を強く感じてます。どのゲームも想像の範囲を超えておらず、大々的にいわれていた「新しい遊びの創造」は到底出来ていないなぁ、と。2画面+タッチパネルである必然性をあまり感じないんですよね。

タッチパネルについては発売前から気にはなっていたんですが、やっぱりスタイラスの出し入れが思いのほか面倒だったりします。ゲームをやる前の準備作業が1ステップ増えちゃうわけですから。かといって指やストラップのポインタでは繊細なポインティングが出来ず、大きめなUIが用意されたゲームでないと成り立ちません。現状のゲームでは、そのほとんどがそこまで想定して作られてない感じ。あと、操作系を表示系が一体になった弊害として「操作中は指や手が邪魔になって画面が見えない」というのも、実際にゲームをやってみて気づいたことでした。

まだ新しいデバイスが出たばかりで、作り手側もまだまだこうした「ちょっとした心配り」が想定が出来ていないんでしょうね。今後、改善されていくことを望みます。っていうか、そうやってハードを生かした「新しい遊びの創造」が出来ないと、このハードはやばいなぁ、という不安さえ感じています。実際、発売同時のラインナップはそろえたけど、今後の発売予定があまり見えてこないというのが一番問題かも…。