LEGEND OF GAME MUSIC PREMIUM BOX

サイトロンの限定CDボックスが届きました。すげーいい出来です。というわけで、せっかくなので1枚ずつ個人的に思うところを書きたいと思います。

  • Disk1 namco:個人的には一番面白さに欠けたディスク。「源平討魔伝」を除いて、あとは今まで「GAME SOUND LEGEND」シリーズからの再録曲しかありません(帯には「新規再収録」って書いてある曲もありますが、実は「NAMCO ARCADE 80's」と同じなのでちとサギっぽい)。「イシターの復活」と「ワンダーモモ」なんて都合3回目の復刻なのにどうして入れたのかちょっと疑問です。それなら「ゼビウス」とか「ボスコニアン」をちゃんとした形で新規収録して欲しかったところです。でも「サンダーセプター」を入れたセンスは個人的には満足してます。
  • Disk2 KONAMI:曲目だけ見るとこれも過去の「GAME SOUND LEGEND」の焼き直しっぽいのですが、聴いてみると新規再収録されたものばかりなので、いい感じです。グラディウスとかツインビーも以前のアルバムは不完全な収録でしたからね。あと「諸般の事情により」復刻されなかった「KONAMI MUSIC Vol.3」からのタイトルで構成されてるので、実はかなり考えられてる感じがします。
  • Disk3 Capcom:これも「ストライダー飛竜」以外は過去の「GAME SOUND LEGEND」シリーズからの再録曲のみ。確かにいいタイトル選んでるとは思うんですが、ちょっとハズレな感じ。
  • Disk4 SEGA:ちょっとマイナーげなタイトルばかりですが、逆にこれまで復刻されなかったタイトルばかりなので、コレクターとしてはかなりうれしい内容でした。「サンダーブレード」とか「ギャラクシーフォース」って大人の雰囲気の楽曲ですね。結構お気に入りです。
  • Disk5 TAITO:前半タイトルのマニアックさに比べると、後半の「ニンジャウォーリアーズ」「サイバリオン」「ナイトストライカー」はまぁ無難な感じですね。確かにいい曲ばかりですが、「ニンジャ」とか「ナイスト」はこれまでも散々CD化してるので、新鮮さを感じないのが残念なところ。
  • Disk6 DATAEAST / IREM / SNK:初CD化の多いディスク。マニアの多いデコゲーは分かるとして、アイレムのラインナップは個人的は「?」と思ってしまいました。それにしても「チェルノブ」は熱いなぁ。サイコー。
  • Disk7 JALECO / UPL:ごめんなさい。このディスクのゲームはほとんどやったこと無いのです。「アーガス」と「忍者くん 〜魔城の冒険〜」ぐらいしか分かりませんでした。しかし、マニアックな選曲ですな。
  • Disk8 KONAMI MSX:もうね、このCDだけで値段の90%ぐらいの価値があるかと(ちと大ゲサか)。収録時間の関係で1ループになってますが、「グラディウス」から「スペースマンボウ」まで余すところなく収録されてます。「グラディウス2」はもうずーっとCD化を待っていたので(アポロンのCDシングルはプレミアつきまくっちゃってるし)感激ですよ。つくづくSCCはいい音ですなぁ。