ポケモン異文化コミュニケーション

久々に実家に行ったら甥と姪が遊びに来ており、ニンテンドウDSの雑誌のポケモンコーナーを熱心に読んでいました。そこでつい

「おじさんもポケモン、ダイアモンドやってるんだよ」

とうっかり口が滑ってしまったらもう大変。「今どこシティ?」「バッジ何個持ってる?」「どんなポケモン持ってるの?」と抜群の食いつきぶり。すげぇ。今までほとんど口も利いたことなかったのに、おじさん一気に実家一番の人気者ですよ。そういえば、まさにポケモン世代な子供たちとお話をするのは初めてだったかもしれません。

いちいち説明するのが面倒くさかったので、DS起動して実物を見せて見ました。どうやら甥っ子はまだバッジを7つしか集めてないらしく、特に「ディアルガ」を持っていることに興味深々。

とりあえず「ポケモン交換しようぜ」ということになり、「スボミー」から丹念に育て上げた「ロズレイド」を里子に。結構うちの主力選手だったんですが、まぁいいや。本人はどうやら「ディアルガ」が欲しかったようでしたが「こういうのは自分で捕まえてこそ価値があるんだから、勇気を出してがんばりなさい」ともっともらしい理由をつけて、あえてあげません。正直大人げなし。

っていうか、孫(5)とポケモン交換をする息子(33)を見る我が親の気持ちはいかなるものか…。

ちなみに、甥っ子はまだひらがなが書けないらしいのですが、ポケモンの名前は全部言えるようです。ポケモンは国語教育を超えたわけです。すげぇなぁ。

「ゲームは毎日時間を決めてやるんだよ。ちゃんと勉強もするんだよ。昔の偉いゲームの神様はね、『ゲームは一日1時間』って言ってたんだから、ちゃんとそれを守って、お父さんとお母さんの言うこともちゃんと聞くんだよ。そしたらまたポケモン交換しよう」と言ってお別れしてきました。お、俺いいこと言ったかも。