ナムコミュージアム DS 悲しき解像度

今日はじっくり通勤電車の中で一通りプレイしてみました。昨日は「画面の設定項目についても充実してます」とは書いたんですが、触ってみるとアーケードそのままの配置で、っていうモードはどうやらなさそうなことがわかりました。

80年代のアーケードゲームにあこがれたゲーム戦士的にはやっぱりモニタ縦配置の画面には特別な思い入れがあると思うんです。なので、横持ちの引き伸ばし画面はもってのほか。というわけで縦長表示できる設定としては、横持ちで無理矢理縦表示できるレベルまで縮小したもの、縦持ちでドットバイドット表示(画面の上下左右が欠けます)、縦持ちで画面一杯にはいるように縮小したものの3つがあります。

横持ちで縦表示はさすがにつぶれすぎて厳しいですし、もちろんドットバイドットが一番綺麗で、画面の端が欠けてもほとんど違和感がないように配置や文字数を絶妙にアレンジしてくれてはいるんですが、でもやっぱりなんかアーケードの雰囲気は出ないんですよ。というわけで、自ずと横持ちで画面一杯に表示…を選びたくなるんですが、そのときでも画面比率やスコア表示なんかは若干アレンジが加わっているようです。

PSPとの比較画像を作ってみました。

マッピー

ディグダグII

上下のゲームに関係なさそうな箇所をカットして、スコアやラウンド表示の位置をアレンジしてあります。確かにこうすれば相対的に表示される範囲は大きく出来そうですが、オリジナルに忠実に!という期待からは外れてしまいますね。あと、どういうわけかDS版はちょっと画面が縦長すぎると思います。微妙に違和感を感じますね。

そもそも、PSPぐらいの解像度があれば、縮小表示でもそんなに気にならず(フォーカスは甘くなりますが)そこそこいい感じで見られる出力にはなってるみたいなんですが、さすがにDSの解像度では無理があるようにも思えますね。スムージング表示できるようにもなってますけど、効果あるんだかないんだか、と言う感じ。

おまけ関係機能はPSP版よりかなり充実しているだけに、解像度が足りないのが実に惜しい、惜しすぎるのです。まぁ、これ以上はどうにもならないんですけど。「コナミ アーケード コレクション」のときも思いましたけど、ほんと残念ですわ。