ナイツ 〜星降る夜の物語〜

サターン版には相当ハマったクチです。もう11年も経ったのねぇ。というわけで満を持して新作が出たわけですが…。

オープニングムービーの展開、BGMや効果音、メニュー構成など、オリジナル版を踏襲(リスペクト?)している部分が多くて、旧来のファンとしてはなんだかとてもうれしくなってしまったのです、

ゲームを始めるまでは。

いざゲームを始めると、最初は「夢の入り口」というステージに出ます。いわば、ステージ選択画面のようなものなのですが、ここで出てきたオウル(ふくろう)がゲームのストーリー解説を進めてくれます。なんだかベラベラとおしゃべりが続き、ちっとも本編が始まりません。ややイラついてきたところにいきなりナイツ登場。で…

ナイツまでもがベラベラと喋り始めてしまいました。

ええー?!

ええー?!


ええー?!

正直言って、ここで私は愕然としてしまいました。ナイツに喋らせちゃダメだろう、と。何も言わず、笑顔でそっと手を差し伸べてくれる、そんな演出がよかったのに。

思い出の中で美化されている部分もあったのかもしれませんが、なんだか、普通の「イマドキの」ゲームに成り下がってしまった感じがして、正直ガッカリでした。

ステージを選択した後も、なんだか無用な状況説明とかあったりしてすぐにゲームが始まらなかったり、テンポが悪いです。今のゲームはここまでやらないとダメなんですかねぇ。演出過剰でむしろ萎えるんですけど。もうすこし想像力を働かせて欲しいんですよ。特にこのゲームに関しては。

ちなみに、ヌンチャクのスティックでプレイしてますが、サターンのマルコンとはまただいぶ操作感覚が違うもんですね。どうもうまく扱えません。この辺は慣れかなー。