Wiiの間?

来月から「Wiiの間」なるサービスが開始されるそうで。

http://wii.com/jp/articles/wiinoma/

仮想お茶の間空間での映像配信がメインで、さらに企業と連動した広告やクーポンですか。

仮想的なお茶の間と聞いたときに「狭い世界でのセカンドライフ」的な物を想像したんですが、さすがにいまさらそういうことはやらなかったようで。ただ、任天堂がやるとさも画期的な事のように思えますが、パートナー企業とか広告とかCMクリエイターとか、なんだかお金のかほりがプンプンしますなぁ。

企業の広告とかクーポンとかはおもいっきりケータイ電話と競合しちゃっていまいちな感じがしますが、映像配信についてはコンテンツの充実度次第ではそこそこ盛り上がるかもしれませんね。とはいえ、現段階で具体的にどんなコンテンツが配信されるのかが全く見えないってところに大きな不安要素が見えます。ちょっと前の任天堂なら、この段階で大々的にキラーコンテンツ発表したりしてたと思うんですが、「こういうことやりますよ!」とは言っても具体的に何が見られるのかを言わない。こういう発表の仕方、むしろちょっと前のSCEのやり方のようにも見えます。

そもそも個人的には、映像見るためにわざわざこのチャンネルを起動するような能動的ユーザが、おすすめという形である意味押しつけられる受動的コンテンツに興味を持つのか?という点もちょっと疑問なんですが。よっぽど魅力あるコンテンツでないとやっぱ流行らないんじゃないかなー、と。

まぁ、一番心配なのは「任天堂、そんなにサービスの手を広げすぎちゃって大丈夫なの?」ってとこかもしれませんが。