レトロゲーマーの危機 その後

というわけで、やってきました運命の日。で、結局私はどれを買ったのか、と申しますと…ご想像におまかせします。ええぃ、みなまで言うな。

最近ではハードの性能も上がったし、エミュレーションの技術もすっかり枯れてきているので、昔ほどの「見た目だけ」みたいなひどいヘッポコ移植はなくなったように思えます。その分、細部への気配りとかこだわりに、作り手の愛情、思い入れの強さが見える気がします。たとえば今回のパターンで言うと

  • この記事を読むだけで原作への愛情の深さがひしひしと伝わって、涙無しにはいられない「SDI&カルテット」と「スペースハリアーII」。ゲームの移植度もさることながら、オマケ要素や設定の細かさが感激もの。まさかフライトスティックが使えようとは…。
  • オプション設定や上下逆にできる縦画面表示など、気配りが行き届いてるけど、BGMはPSG版しか収録してくれなかった「テラクレスタ」。X68k版といういいお手本があっただけにちょっとガッカリ。
  • 日本語版タイトル「ハンバーガー」に切り替える設定が欲しい…ってのは贅沢にしても、縦画面表示がないのは大きくマイナスな「バーガータイム」。前シリーズの「ソニックウィングス」と同じところが作ったような感じ?
  • 「ボンジャック」のBGMバッサリカットの悪夢再びか?と思ったら、ファミコン版の曲を流用してとりあえずかっこだけはついた「テクモ クラシックアーケード」。でもそこが限界だったか。

とまぁ、ワタシ的な感想はこんなとこ。まぁ、このご時世、レトロゲームを移植してくれるだけでありがたいと思いたいですが、やっぱり作るからには原作への最低限の敬意ははらって欲しいものですね。そういう意味では、昔にくらべればだいぶマシになったのかもしれませんが。

初代XBOXの終焉か

そういえば近所の店に「テクモ クラシックアーケード」の入荷状況を聞いて回ったところ、なんとまぁ入荷しない/わからないという店が多いこと。そういえば、先日の「ニンジャガイデン ブラック」もどこにも売ってなくて、探すのに苦労したっけなぁ。いよいよ世代交代、一つの時代の終焉を感じさせます。

レトロゲーマーの危機

来週の木曜日の発売予定が大変なことになっているのに気づきました。

ギニャー!なんでこんなにまとまって出んねん!!

しかもさらに大物

もあったりして…まぁ、レトロゲームの単価は低いですが、フクタケ的には完全に破綻しております。さぁ、どうするどうする?

電源コード交換キャンペーン

http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20050217.htm

というわけで、うちにもお知らせが来ました。マイクロソフトから封書が2通、メイルが1通。そしてなぜだかセガ・ダイレクトからメイルが1通(「アウトラン2」を買ったからかな?)で計4通。

ゲイツ必死だな。

OutRun2

宅配便をようやっと受け取れたので遅ればせながらプレイ。個人的には発売を首を長くして待っていたゲームでした。うちのXBoxはこのゲームのためにあった、と言ってもいいぐらい。

前作とはかなり趣の違ったドリフトドリドリなゲームになってしまいましたが、綺麗な景色の中、高級車の助手席に美女を乗せて、ありえないスピードで駆け抜けていく爽快感、純粋にゲームとしての面白さはアウトランしてるなぁ、と思います。それでも前作はクリアしようと思うとミスが許されないため、それなりにけっこうストイックだったように思うのですが、今回はそれに比べるとだいぶマイルドな気がして、面白さを満喫する敷居がだいぶ低くなったのではないかと。それもまたよし。

エジプトステージのピラミッドの大きさに感動。XBoxのグラフィックってやっぱすごいなー、と再認識しました。