キャッスルヴァニア

ついに最終面まで来ましたよ(今頃かよ!)。で、一気に盛り上がるストーリー!燃えたぎるBGM!空間的なお城の広がりを感じさせるグラフィック構成!と雰囲気がなかなかよくなってきましたよ。

ではゲームは?というと…ますます萎え気味な模様。行ったり来たりがめんどいヨ!敵固くて倒すのタルいヨ!狭い通路状の部屋構成が多くて視点見づらいヨ!うーん、やっぱりこれまでの2Dでも探索型な面構成が合わなかった自分にとっては、このゲームでも同じフラストレーションを感じてしまったのですなぁ。

ところで最終ステージのBGM「レオンのテーマ」の途中で流れるのはスーパーファミコン悪魔城ドラキュラの「ドラキュラのテーマ」の一節だと思うのですが、真相はどうなんでしょうね。

バンパイア キラー

というわけで、たまったフラストレーションを開放したかったのか、妙に旧作がプレイしたくなってしかも何故だかメガドライブ版を出してきてしまいました(たまたま最近サントラ聴いたせいかも)。

プレミアついて値段が高いけど肝心の内容は…的な扱いをされることもある本作ですが、個人的には結構好きだったりします。適度な難易度もその理由なんですが、それよりもやっぱり多関節なボスとかギミックたっぷりのステージ構成が魅力だと思うのです。ダイナミックにステージグラフィックが動きまくる「ピサの斜塔」とかスプライトを駆使して動きまくる「ドイツの兵器工場」なんかは、かの名作「悪魔城伝説」と同じようにエンジニアの血の匂いを感じて感動してしまいます。

ゲームのグラフィック機能の進化とともに忘れられてしまった「擬似表現の美しさ」とでもいいましょうか。この感覚、いつまでも忘れたくないものです。