バンパイア キラー

というわけで、たまったフラストレーションを開放したかったのか、妙に旧作がプレイしたくなってしかも何故だかメガドライブ版を出してきてしまいました(たまたま最近サントラ聴いたせいかも)。

プレミアついて値段が高いけど肝心の内容は…的な扱いをされることもある本作ですが、個人的には結構好きだったりします。適度な難易度もその理由なんですが、それよりもやっぱり多関節なボスとかギミックたっぷりのステージ構成が魅力だと思うのです。ダイナミックにステージグラフィックが動きまくる「ピサの斜塔」とかスプライトを駆使して動きまくる「ドイツの兵器工場」なんかは、かの名作「悪魔城伝説」と同じようにエンジニアの血の匂いを感じて感動してしまいます。

ゲームのグラフィック機能の進化とともに忘れられてしまった「擬似表現の美しさ」とでもいいましょうか。この感覚、いつまでも忘れたくないものです。