キャッスルヴァニア

シリーズモノを全部もってる(もちろんアーケード版も!)ぐらいの悪魔城ドラキュラ好きなので、「シリーズ続編」だというだけで買ってしまうダメなゲーマーな私です。ちんたらとプレイして2ステージをクリアしたので初回のインプレッションなど。

ゲームとしては普通によく出来ていて、普通に楽しめる、という可もなく不可もないといった印象です。それだけ突出した良さが見受けられないのも事実。デビルメイクライのパクリ?などといわれてしまうのもその辺に起因してるのかなぁ、という感じがしました。

ただ、全体的に展開が単調だなぁ、という気がします。というのもマップに変化が乏しいからでしょうか。基本的に「全部の敵を倒さないと出られない小部屋」と「ろうそくの並ぶ廊下」の繰り返しな上に(たまにギミック系の部屋もあるんですが)、延々とお城の中の同じようなグラフィックが続くので、見た目にも飽きてきます。さらに「月下の夜想曲」以降のいわゆる「探索型」テイストも含まれているので、アイテムを集めるには同じところを何度も行き来しなきゃいけないのがかなりうんざり。正直2ステージで「おなかいっぱいですー」な気分です。

あと、今回は「連続的なコンボをつなげて敵を倒す爽快感」を追求したシステムになってるようです。確かに最初はこれがなかなか気持ちよかったのですが、次第に面倒になってきました。つーか、スケルトンとかゾンビなんて雑魚なのに4発も5発も当てないと倒せないってのはどういうことよ?という疑問も出てきますね。前述の「同じところを行ったりきたり」とのあわせ技の面倒くささたるや、「もう勘弁してください」な気持ちになってきます。従来の、わらわら出てくる敵をビシバシ倒して進んでいく気持ちよさ、的な方が個人的にはよかったなぁ、なんて思います。

まぁ、まだ半分も終わっていない状態なので、今後の進展次第では評価は劇的に変わるかもしれません。そのときは、またここで感想を書きたいと思います。