価格、発売日発表

というわけで発表されましたね。「付属品ほとんど別売り大作戦」ってのはちとずるい気もしましたが、何はともあれ「メチャ安い!」という印象は充分に与えられたようで、販売戦略的には成功したみたいですね。

ゲームのラインナップは…よく言えば安心できる定番、悪く言えば変わり映えのしないラインナップ。携帯機である必然性のないゲームも多いですが、「どこでもいっしょ」なんかは無線LANで他人のマシンと簡単にコミュニケーションできそうで面白そうです。初代の「どこいつ」では、当時職場でポケットステーションを持ち歩くのがプチ流行りましたが、そんな風になるといいですな。それにしてもいきなり麻雀が3種類もラインナップされているのは…なんだかなー。

値段もそこそこだし、ゲーム機としてはそれなりに売れそうな気はします(っていうか、個人的には売れてもらわなきゃ困るんですが)。が、もうひとつの売りといわれているAVメディアプレイヤー的な側面は…コンテンツ戦略が現時点でもほとんど発表されていない(見えてこない)ですし、そもそも書き込みのできない独自メディア(UMD)を採用している時点であやしいもんだと個人的には思います。PSPは大きな画面、といってもあくまで携帯ゲーム機としてであってやっぱりこじんまりとしてますし、そもそも移動中に映像コンテンツを見るって、そんなに一般ウケする用途ではないんじゃないかなぁ、と。私、DVDウォークマンなんてマニアックなものをもってますが、画面は小さいし音もうるさいしそんなに長時間電車に乗ってるわけでもないので、結局あまり集中できないんですよね。せめてUMDが記録可能メディアでTV放送を録画できるとかだったら、格段に用途が広がると思うんですがねぇ。