千葉レトロゲーム紀行
先日放送されたCSの番組「ゲームセンターCX」の中で紹介されていた松戸のゲームセンター「メクマン」に行ってきました。放送見るまで知らなかったんですが、その筋では結構有名なレゲーセンのようですね。貴重なゲームマシンの数々に、私も興奮しっぱなしでした。しかもレトロゲームは軒並み10円、20円、50円という駄菓子屋価格。すばらしい。でもメンテが行き届いてなくて、画面がおかしい、音が出ない、コントローラが壊れてる、なんて機械のオンパレード。もう少しお金とってもいいから、ちゃんとメンテしてよーと思うことしきりでした。そうでなくても貴重なタイトルが盛りだくさんなのに。
というわけで、個々のゲームの印象など。
- ディフェンダー(ウィリアムズ/タイトー)、ファンタジー(新日本企画)の純正アップライト筐体:すごい!こんな貴重なものが今だ現役で稼動しているとは!この時期(70年後半〜80年前半)のアップライト筐体って、ゲームごとにデザインされたパネルが綺麗で、すごく印象的なんですよね。私のアーケードゲームの原体験もこの時期のアップライト筐体の影響がものすごく強いので、こういうのを見てるだけでもうタマランのですよ。ヨダレモノ、ジュルリ。「ディフェンダー」「ファンタジー」ともゲーム自体に触れるのは実は初めてなんですが、いかにも時代を感じさせるゲームデザインがまたそそります。これだけでごはん3杯はいけますヨ!
- Vivoマルチ筐体:「Vivoより美味いのはVivoだけ!」のキャッチコピーでおなじみ…っつーか皆さんそんなの知らないですよね(うちの実家の近所にあったんですよ)、という昔の清涼飲料水メーカー製のマルチゲーム筐体。コナミの「ジャングラー」(のコピーの「ジャックラー」)とセガの「005」が入っていました。そのまま自動販売機のサイズなので、多分ドライブインの自動販売機スペースに置くことを考えられていた筺体なんでしょうねぇ。こんなの出してたんだー。
- 005(セガ):で、そのVivo筺体に入っていた「005」。「アタッシュケースを2個取ると空中戦面に」という説明があったのですが…2個とった瞬間青いバグバグ画面に変わってアレー?また通常ステージに戻っちゃった。良く見るとスコアも0点に戻ってるし…これ壊れてるよ。しかもタイトル画面に戻ったらクレジットの数がなんと「61」に!!ただゲーやり放題じゃないですか。もっとも、まともにゲームできませんけど。ゲーム自体はガードマンに見つからないように盗みを働く、という感じで、倉庫面なんかメタルギアソリッド感満点。つかまるとついつい「スネーク?スネェェェェーク!」などと叫びたく…なりません。
- デンジャーゾーン(セガ):タイトルだけは聞いたことあったセガのシューティングゲーム。照準を動かす代わりに筺体を画面ごと動かすという斬新な操作系。おもしろいです。でもたまに接触不良で画面が乱れます。「しまった!敵のジャミングか?」などと言いながらプレイすると楽しさ倍増(?)
- アイスクライマー(任天堂):任天堂VS筺体があるだけでかなりレアなのに、アイスクライマーがあるとは。以前見たことはあるけど実際にやるのは初めて。とはいえ、FC版なら操作感を体覚えていますし、ディスクシステム版でもさんざんやっただけあって、裏面(難易度が上がる)までは行きました。上下に動く雲は苦手です。
- ペンゴ(セガ):実はこのゲームは基板を持っているので、多少腕に覚えはあります。最近じゃとんと見かけなくなったテーブル筺体で久々にプレイ。ダイヤモンドブロック3回(壁沿いは無し)をそろえたり、一応10面までは行ったりと、そこそこ腕は衰えていない模様。
- クレイチャンプ(ナムコ);昔はどこのゲーセンにもあったスクリーン投影式クレイ射撃のゲーム。もっぱら有名なのは「シュータウェイ」の方だと思いますが、これはその小型版。…でもこれ、クレイの動き早すぎて全然当たらないんですけど…。