パックピクス

買いました。表面的な側面で見ると、いかにも「書いた絵をそのまま動かす技術」ありきで作り始めたって感じで、どういう風にゲームに仕立てたんだろうと気になってましたが、うまいことまとめたもんですね。限られたアクションだけで内容にいろいろ変化をつけようと工夫しているのを強く感じます。

と、評論家ぶって小難しいこと書いてみましたが、なんだかんだ言って書いた絵がそのまま動くってのは新鮮な感覚です。こういうゲームでこそようやっとペンスタイラス&タッチパネルって操作系が生きるってもんですな。すごく直感的で誰でも分かる操作体系。「キャッチ・タッチ・ヨッシー」をやったときにも思ったんですが、これからはゲーマーの素養に「すばやく正確に図形が書ける」ってのが追加されるんでしょうか。…てことはゲームに夢中になればなるほど、絵や字を書くのがうまくなったりして。もう日ペンの美子ちゃんいらないね。

でもこのゲーム、パックマンは結構いい加減に書いてもちゃんと認識されます。っていうか、たまに「どうみてもパックマンじゃない謎のキャラ」が変なところをグニグニ動かして進んだりします。そのいい加減さがまた楽しいのですが。

最近のナムコはちょっといいゾ。