タイトーメモリーズ

レゲーと聞いただけでごはん三杯はいけるワタクシは、もちろん買ってきましたよ。

レゲー商法も今や花盛りで、他のメーカーが単一タイトルや4〜5本セット程度で売りつけてはいい大人から金を巻き上げている構図がすっかり出来上がりつつあります(この日記の中だけ?)が、タイトーはなんと25本の大盤振る舞い。やるなぁ!と思っていましたが…

本当にやってくれました。

奇々怪界バブルボブルサイバリオン、キャメルトライ、メタルブラックの5タイトルは、ゲームを初めて起動した時には遊ぶことができません。いろいろなゲームをプレイした時間によって、それぞれの条件をクリアしていくとプレイできるようになっていきます。

orz。言葉になりません。こんなもんにタイムリリースロックかけてどうすんだよ!メーカーにしてみれば中古対策だったり「他のゲームも遊んでね」っていう親心なのかもしれませんが、ユーザにしてみれば「余計なお世話」以外の何者でもありませんね。パッケージにも何にもかいてありませんから、本当にこれらのゲームがやりたくて買った人にとってはやりきれないものがあるでしょう。id:fukutake:20050402#p1のときも書きましたけど、こういうのってもう少し考えて欲しいもんです。タイトーの良心を疑いたくなります。

それはさておき、私自身は他のゲームにも興味があるのでいいのですが、とりあえず出来の方は、といいますと…といっても、私にとって厳密に原作と比較できるのは基板を持っている「アルペンスキー」ぐらいしかないのですが、少なくともアルペンスキーに関してはなかなか良好な移植だと思います。内容に関してはほとんど違和感がありませんでした。オープニングの曲の最後がブツ切れになってるのとか、音の伸びがちょっと足りないかな、という違いは感じましたが、その程度。

ただ、やはりモニター縦置きモードはありませんでした。再現できる環境が限られているから優先度は低いんでしょうけど、「オレたちゲーセン族」シリーズの充実っぷりを見た直後だけに残念です。縮小表示で縦比率画面にはできるんですが、やっぱ小さいですなぁ。

おまけの小冊子は、裏話やコラムが多く読み応えもあります。おまけにしてはよく出来ている印象。