「ギャラクシアン3」をたずねて…

プロジェクト ドラグーン

ナムコのいわゆる「U.G.S.F系」ゲームが好きな私。先日「愛知県西尾市のショッピングセンターに『ギャラクシアン3』が現存するらしいぞ」という噂を聞き、ちょうど名古屋に行く機会(と、もてあました時間)があったので、足を伸ばしていってみました。

名古屋から名鉄電車で45分で名鉄西尾駅に到着。さっそうと駅前に降り立つと…なんだか妙に閑散としてる雰囲気。本当にこんなところにショッピングセンターがあるのかしら?と思いつつ徒歩15分ほどで目の前に目的の「ショッピングセンター シャオ」を発見。センター内のゲームコーナーの名前が「ムー大陸」ってのも、なんか忘れられた文明が眠ってる遺跡っぽくて期待が高まります。

で、恐る恐る「ムー大陸」に足を踏み入れると…ああっ!あった!あったよ!「ギャラクシアン3 プロジェクト・ドラグーン」の巨大な筐体(写真参照)…というかシアターですね。つくばのゲームセンター「ハイパーギャオ」で見て以来だから、実に10年以上ぶりの再会ですよ。しかも1プレイ100円!絶対ランニングコストとインカムの収支で赤字になってそう。

筐体は年月を経た割には状態は良く、一部ステッカーがはがれてたりする以外にはほとんど故障や破損もなさそうでした。音楽もちゃんと出てるし、操作系の乱れもなさそう。ただ、やっぱりプロジェクターは位置や色が若干ずれてたり、左側の赤色が弱かったりと調整不足の感は否めません。「自分で調整するからちゃんとした色でプレイさせて!」って感じ。とはいえ、プレイに支障をきたすほど荒れてるわけでもないので、これは我慢しましょう。

というわけで、もうプレイしまくり…と言いたいところでしたが、トリガーを連射する腕の体力がもちましぇーん。残念。休憩とりつつ5プレイほどでヘトヘトになってしまいました。弱すぎ。しかも1人でプレイしてるせいか、もともと僕がヘッポコプレイヤーなせいか、結局1度もキャノン・シード破壊には成功せず。むしろ1度としてキャノン・シードにたどり着けさえしませんでした。ショボーン。「諸君らの健闘むなしく、地球は宇宙の塵となってしまった」5回も。てへ。

PSに移植されたものもありましたけど、フレームレートも違うし、やっぱり巨大なスクリーンの没入感はやっぱりホンモノに勝るものはないですね。最後は「ああ、これこのまま持ち帰りたい」という気分いっぱいで、後ろ髪をひかれつつ別れを惜しんできました。

今回は一人でのプレイだったのが寂しかったで、是非とも有志を募ってまた行きたいですね…とはいいたいのですが、さすがに愛知は遠すぎるか。