エキサイトトラック

フライングで売っていたので買ってきましたので、ファーストインプレッションなど。

リモコンを使った新しい操作法のせいか、はじめはトレーニング(チュートリアル)しか選べません。で、実際にプレイしてみて、最初はボタン面を上にして横に持つというスタイルがなんかしっくりこなくて、慣れるまで大変でした(ボタン面を手前に持ってくるほうが自然に感じたのです)。頭では分かっているつもりでも、気がつくとリモコンを前後に回してしまったり、つい十字キーを押して曲がろうとしてしまっていたりとなかなか上手く動かせなくて、トレーニングの途中で「ダメだコリャ」と挫折しそうにもなりました(オールドタイプなのねぇ、私)。それでもなんとかトレーニングが終了するころには持ち方や操作方法にもようやっと慣れまして、いざ本編へ。

ウヒョー、こりゃ気持ちいい。しばらく夢中になってやっていたら、気がついたときには割と自在に車を操れるようになっている自分に気づきました。人間の適応能力ってすごい。

箱庭ちっくなオフロードコースを順位を気にしつつ、ダイナミックなジャンプやトリックを決めつつ走り、ゴールしたときの得点を競う感じの内容です。タイトルこそ「エキサイトバイク」に似てますが、「エキサイトバイク64」と比較しても中身的にはあまり似ているような感じではないですね(そういう意味では、id:fukutake:20061118#p2で書いたようにPS3の「モーターストーム」のバイクのほうがそれっぽい気も)。でも、これはこれで面白いです。箱庭風コースは割と自由にいろいろなところが走れるので、思わぬショートカットやギミックを見つける楽しさがあります。

グラフィックは30fpsは出ているようです。スタート前のスロー走行シーンの動きがなぜだか妙にガクガクして動きが荒いのが気になったのですが(フレームレートが安定してないせいかしら)、ゲームが始まるとまったく気にならなくなります。ただ、高速で狭いコースをぶっ飛ばすという内容を考えると60fps出てたらもっとすごかっただろうなぁ…と思ってしまうのですが。贅沢かしら?

やはり同時期に出たオフロードものとしてPS3の「モーターストーム」と対比してみてしまいますが、「モーターストーム」が「タイム、順位こそすべて」というストイックな内容になっているのに比べて、こっちは「トリックや走行スタイルで勝負」的な要素が強いように思えます(もちろん順位もゲームに関係あるんですが)。リアル志向なおバカレースか、エンターテインメント志向のおバカレースゲームか、という感じですかねぇ。多分どっちも大真面目に作ったんだと思うんですが、たどり着いたところのバカっぽさってのはなんか同じような気がします。私は…どっちも好きヨン。