悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲 on Xbox Live Arcade

今日から配信がスタートしたそうで、とりあえずドラキュラシリーズヲタとしてはダウンロードしてみるわけです。

…基本的に海外版ですな。ストーリーとかセリフの字幕、オプション画面のメニューのみ日本語になってますが、それ以外の部分(タイトル画面から、エリア名表示、セーブ時のメッセージまでも)全部英語です。デモシーンの声も英語。なんだか中途半端なローカライズですなぁ。

ちなみに移植メーカーは、海外モノではメジャーだけど、完成度的にはあまり評判が良くない「DIGITAL ECLIPSE」が担当しているようです。というわけで、設定項目とか完成度的には他のXbox Live Arcadeコナミタイトルと同様と思えばよいかと。

内容はほぼPS版に準拠しているようですが、画面の表示を「エンハンスト」に設定すると、ドットの補完処理が入るようで、斜めの線が滑らかになります。が、字幕などは全体的にぼやけた感じになってしまいますな。個人的には原作のクッキリハッキリなドットのほうが好みなんですが、なんだかアスペクト比が不均一でガタガタな画面になってしまうので、今回ばかりは「エンハンスト」にしたほうがいいような印象です。

私はもともといわゆる探索型になる前のドラキュラのファンだったのですが、久々に今作をやってみて、その後GBA、DSに展開された一連の探索型タイトルと比較しても今作の完成度って抜群に高いなぁ、と改めて思ってしまいました。記憶の中で美化してたかと思ったんですが、アニメーションの細かさも演出の数々も、ステージ構成もクオリティが違います。後に続くシリーズ物は、個人的にはやっぱりどうみても「月下」を超えていない感じです(もちろん、続編には続編それぞれの良さもありますけど)。

名作が名作たる所以を感じた気がしました。