SUPER PAC-MAN

前々回の記事を書いて思い出した!実はこれも買いました。

http://www.jakkstvgames.com/superpacman.html

以前にもネタにした(id:fukutake:20041012#p1)JAKKS Pacific社のPlug & Playゲームの新作です。新作といっても、発売は結構前なのかな?4種のパックマン系ゲームが入ってます。つーか、米国の人ってどんだけパックマンが好きなんだか。

今回の注目は「スーパーパックマン」「パック&パル」の2本が収録されているところでしょうか。日本では過去にあまり移植されなかった(PS版ナムコミュージアムでもスルーされた)不遇なタイトル2本ですね。有名どころではWindows版のナムコヒストリー3ぐらいしかないんじゃないでしょうか。あ、スーパーパックマンはゲームパソコンM5にもありましたな。

…てな感じでネタを膨らませていこうと思ったのですが、

http://carnival.namco-ch.net/

Wiiの新作「みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル Wii」に収録されることになったようで。わりとギャフン=3。まぁ、そっちもどうせ買いますけど。

完成度に関しては、以前の同社製ゲームマシンと同様に、見た目での移植は結構がんばっているように見えます。細かい演出にもこだわっていて、なかなかそれっぽいです。今作は音楽まわりの再現度も高いですね。ただ、アルゴリズムレベルでの移植度については多分オリジナルそのまま、とはなっていないようです。少なくともパックマンのモンスターの動きについてはオリジナルとは違っていると思います。まぁ、そこまでこだわらずに遊ぶ分には充分な出来。モンスターの動きについてもこういうものだと思えばそれはそれで楽しめるのではないかと(オリジナルに忠実なパックマンPSP等でも遊べますしね)。

4つ目の収録作「PAC-MAN PLUS」は、オリジナルのパックマンを元に、モンスターのデザインが変わったり(頭に葉っぱが生えてる!)フルーツターゲットがモダンになってたり(缶コーラ、アイスクリームなど)、途中で迷路が見えなくなったり、といったアレンジが加わっています。というわけで見た感じなんとなく、日本でもたくさんあったパックマンのコピーゲーム(「スキャンダルマン」とか「ポパイマン」とか「ニューパックワン」とか「ピラニア」とか…)のかほりがプンプンするのですが、調べてみたら海外ではミッドウェイ社がリリースしてた正規版があったんですね。

http://www.coinop.org/g.aspx/101253/Pac_Man_Plus.html

これは知らなかった…つーか、本当に米国人はパックマンがどんだけ好きなんだか。

ちなみにこのマシン、ゲームの筐体がなかなか凝ってます。スティックの持ち手のボール部分が一部透明で、横から見るとパックマンになってたり、手前のコイン投入口を模したスイッチ部分、MENUスイッチが昔懐かしい筐体の返却ボタンっぽくなってたり(しかも電源投入すると赤く光る!)、ゲームセンターあらし世代のゲーム戦士はちょっと胸キュンしちゃうのではないでしょうか。