ゲームセンターCX 有野の挑戦状

イベントのことばかりでゲームそのもののことを書くのをすっかり忘れてました。現在最後の挑戦をプレイ中です。6/8といったところ。

80年代のファミコン文化全盛期の雰囲気を、ちゃんと分かって作ってるなぁ、というのがひしひしと伝わってきます。ゲームの内容とか映像とか音楽レベルでの再現ってのは当たり前として、なんとなくそれを取り巻く空気感みたいなのもよく再現(?)されていると思うのです。「ゲームファンマガジン」の構成とか文体しかり、食品企業とタイアップした特別版なんてのが用意されているところしかり(「カップとりラーメン」のテーマソング(らしきジングル)が頭から離れません)。

ハグルマンの続編の進化スタイルなんか、当時のファミコンゲームをリアルタイムで体験してると、実にそれっぽく作られてるのが分かるんですよね。同じハードでも3になって技術力が枯れてきている感じとか、続編を作る上でマンネリ感を打破しようとする製作スタッフの意図のようなものまで感じられてくる作りは、見ているだけでニヤニヤしてしまうのですよ。かなり当時を知る人の意向が生きているというか、当時を研究しつくして作っているような気がします。