Flowery

PS3オリジナル、謎の新作タイトル。「のびのびBOY」も控えてるし、どうしようかなー?と悩んだのですが、なかなか評判がよかったので買ってみました。

http://www.jp.playstation.com/scej/title/flowery/

カタカナでは「フラアリー」なんですね。画面とか説明とかみてもいまいちわかりません(ポエティック・アドベンチャーってなんじゃらほい)が、やってみるとすぐ理解できました。

自分は花びら…と説明されてますが、どっちかというと風そのものであるように感じます。SIXAXISの傾きとボタンを使って広大なフィールドを飛び回り、フィールド内のつぼみに触れる(通り抜ける)ことでそのつぼみを開花させていく…という感じです。得点も制限時間も敵もいない、ただのアーティスティックなデモソフトのようであり、でも、花を咲かせることでフィールドを色とりどりに染めていく…という目的がしっかり存在したりするので、どちらかというとやっぱりゲームなんだなぁ、と思うわけです。

自分が風になっている、という感覚が非常に面白いです。姿かたちはないんだけど、明らかにそこには操作対象は存在しているんです。しかも、直接的な操作ではないのに、割と思い通りに動かすことが出来る気持ちよさ。風に乗って自由に移動する浮遊感と疾走感が非常に心地いいのです。さすがはPS3というグラフィックの美しさと相まって、まさにバーチャル秋川雅史(違)。

って、そのオチ言いたかっただけちゃうんか。

いやいや、マジで気持ちいいです。あんまり目的意識はないけど、ぼんやりと没頭しているだけで楽しいです。オススメ。

ひとつのフィールドをクリア(?)すると次の花が現れて別のフィールドに移動します。この辺の感じは確かに「flOw」的だな、とも思えます。