ゲームセンターCX 有野の挑戦状2

というわけで、早速プレイしています。現在「課長は名探偵 前編」の挑戦に差し掛かったところです。

基本的な流れは前作同様ですが、前作は「単一ハード上でのゲーム進化の歴史をそれっぽく再現」だったものが今作は「複数ハード入り乱れてのコンシューマ発展の歴史をそれっぽく再現」という視点に変わっていて、これはまた面白いところに目をつけたなーと感心しきりです。相変わらず「いかにも」「あるある」な展開で、作った人は「相当分かってらっしゃる」「実際にこの時代を生きてきた」人なんだろうなぁ、というのがヒシヒシと伝わってきます。「セガマークIII」もどきが出てくるのは想像してましたが、よもや「MSX」もどきまで出てくるとは…(しかも、色使いとかがすごーくそれっぽい!)。

ひとつひとつのゲーム単体も、前作よりさらに深く作りこまれている気がします。丁寧に作ってあって、一本ごとに商品化されててもおかしくないレベル(DSiウェアあたりで出しても違和感ないすヨ)。それぞれのデザインもどこか元のゲームやメーカーが想像できる雰囲気で、思わずニヤニヤしてしまいます。たとえば…

てな具合。前作に比べるとオマージュっぷりがややあからさまかなぁ、という気がしないでもないですが。

挑戦とやりこみモードが統合されたのはいいですね。RPGも心置きなくひとつに集中できます。

個人的に一番ハマってるのが「くぐれ!ギリジャンMAX」。単純な内容ですが、むしろここまでストレートにアスレチック要素のみを抽出したゲームってのも今まであまりなかったのでは?という感じで。黙々をプレイしてしまいます。やめられないとまらない状態。あの菅さんの声で自分が「くぐれ!」をプレイできるなんて、感激ですわ。

ただ、プレイしていると心のどこかで「ナンセンスギャグとツッコミが来るのでは…」と思ってしまう私は、「珍ポ」のやりすぎでしょうか…。