ドラキュラ伝説 ReBirth

というわけで、今日配信なわけです。



まだ1面をクリアしたところなので、あくまでファーストインプレッションという感じなのですが、なんつーか「コアなファンがさまざまなシリーズからあらゆるネタ(しかもマイナー寄り)を寄せ集めてきて作った公式パロディ同人ゲーム」という感じがしてしまいました。つまらないわけじゃないですし、正直よく出来ていると思うんですけど、「あの『ドラキュラ伝説』がついに復活」とか「久々の正統派2Dアクションドラキュラ」とか大々的にいわれてた割に「え?こんなもん?」っていうか、なんか志が低いなぁというか。音楽もグラフィックもデザインも、予想してた範囲でしかなかったんですよ。自分がコアなファン目線で見すぎているだけなのかもしれませんけどね。

以前どっかで「グラディウス」のファンの方が「グラディウス ReBirth」の感想を「ただネタを寄せ集めただけの悪いパロディ」と酷評していたのを見て「そんなことないと思うなぁ…」と心の中では真っ向から否定してたんですが、今作を見てしまった今は、なんとなくその気持ちが分かるような気もします。

好きなシリーズものだけに辛らつな意見ばかり書いてしまいました。もう少しプレイしたら、感想がガラっと変わる可能性もあるので、主観的な感想はこのぐらいにしておきます。

ゲームシステムは初代の2ボタンを踏襲していて、サブウェポンは「↑+攻撃」で出るようになってます。上撃ちや↓撃ち、ムチ垂らし等、後期シリーズでみられた多様な攻撃方法はなく、あくまで横方向のみの攻撃です。ストイックです。階段への飛び乗り、飛び降りアクションもないようです。実にストイックです。

ドラキュラ伝説」と名うってはいますが、内容そのものはGB版の原作とは似ても似つかない感じですね。「ムチの先から火の玉が出る」とか「デカい目玉が転がってくる」ってところに若干面影を感じる程度。スタッフクレジットを見たらどうやら「IGA」氏もかかわっているようです。