レイトン教授と魔神の笛 ようやっとクリア

だいぶ遅ればせながら、ようやっとストーリークリアしました。「有野の挑戦状2」との並行プレイだったせいかもしれませんが、でもなんとなく今作は今までにくらべてもプレイするモチベーションが上がらなかったな、という印象。

そもそものストーリーに魅力を感じなかったせいかもしれません。過去作に比べると、あくまで「魔神伝説を解く」ことに主眼がおかれていて、シンプルなストーリーでしたよね。シンプルゆえに物語の序盤でオチにつながるトリックの答えが見えてしまい、あとはただひたすら街中をお使いのように歩きまわされただけになってしまった、という印象が強いです。レイトン一行はただ思いつきで行き先を決めて行動してる感じ。

クリアした時点で未解決のナゾが大量に残ったのも今回がはじめてでした。今までだったら、ストーリーを進めていくなかで自然とナゾリストも埋まっていくような作りだったのに、今作はストーリーそっちのけでナゾ探しのためだけに町中を徘徊しなければならなかったりして、ちょっと穴埋め感が強かったかも。

全体を通して、シリーズとしての定番的な面白さはあったのですが、さすがにそろそろ新しい要素が見えないとマンネリになってるぞ、という感じがヒシヒシとする作品でした。少なくともあと2作は続くようなので、今後どのように出てくるかがちょっと楽しみです。