ファミマガ 超実録裏話

ファミリーコンピュータマガジン編集長自らが語り、当時を振り返る本が発売されましたので、即購入しました。

実は私、ファミマガは創刊号から読み続けてきたフリークで、全号大切に本棚に所蔵しておりました。…が、大学進学と共に実家を出たのち、気づいたら全部まとめて処分されてしまった、という苦い思い出があります。かろうじて別のところに保管していた創刊号のみがなんとか残っておりますが、今だに悔やんでも悔やみきれない思い出です(写真は、その唯一の生き残りの創刊号)。


そんなわけで、この本に出てくる記事は見覚えがある記事ばかりで、懐かしいと思う反面、失われた資料の貴重さを思い知らされるばかりで、なんとなく悔しくもあります。しかも、最近知り合ったゲーム友達がこの本の制作に携わっていた、と聞いて、ああ、うちにも本が全部残っていたらなぁ…などと本気で羨ましくも思ったり。


ファミ通やヒッポン、マル勝など幾多のファミコン/ゲーム雑誌がありましたが、なんかファミマガは特別な存在だったんですよね。毎号穴の開くほどに読みふけった思い出がたんまりあります。こういう形でまた新刊本に巡り会えたこと、本当に嬉しいです。