おどるメイドインワリオ

発売日に買っていながらなかなかプレイする時間がとれずに放置プレイ状態でしたが、年末年始のお休みを使ってようやっとプレイしました。

「とりあえずWiiリモコンを使った多彩な操作法をいろいろ考えてみました」という感じで、ゲーム内の操作法はかなりバラエティに富んでます。そういう意味ではDSの「さわるメイドインワリオ」に近いものがあると思いますが、バリエーションは「おどる」のほうが上かと。今までのシリーズとの違いとして「ゲーム開始前にプレイスタイルが指示される」と聞いていたので、シリーズ独特のテンポのよさが乱れてしまわないか心配でしたが、詳細に説明されるのは初回のみで、その後切り替わり時に指示が出るだけなので、心配はまったく無用でした。

ただそのバラエティの多さ故に、初見でどうプレイしていいか分からず、対応できなかったゲームがいくつかありました。過去の作品では初見でも大体順応できたことを考えると、やっぱり新しいデバイスに対する免疫がないせいなんでしょうねぇ。

あと、ゲームによってリモコンの反応がいまいちに感じるものがあるように思えます。指示通り動かしているはずなのに画面がまったく反応してれなくて「ええーっ?!なんでなんでー?!」と理不尽に思うこともたびたび。エンジニア的には「センサーバーを捉えられなかったのかー」とか「開始時のキャリブレーションがうまくいかなかったのかー」とか適当な理由考えて納得できるんですが、やっぱり自分の意図したとおりに動いてくれないのは、ストレスになりますな。旧来のゲームでたとえるなら「ボタンを押したのに弾が出ない」ようなもんですし。

この辺の問題は、開発側にもチューニングのノウハウとか、デザインする上でのお作法的なものがまだ無いせいなんでしょうねぇ。実際「Wiiスポーツ」なんかではこういうストレスを感じることはほとんどないですし。技術が枯れてくると扱いやすくなるのかなぁ、と思って期待しておきましょう。